とは言っても「ルビ」の話。“ルビ”。あれは語源は宝石の“ルビー”からきてることはつとに有名だけど。
私は本を読むのが好きで、子どもの頃は童話も料理本もマンガもなんでも読み込んでいた。そんな中で、マンガ読んでて気になったこと。
講談社の「なかよし」掲載のマンガの吹き出しの中に出てくる「彼(かれ)」という言葉に振るルビはいつもカタカナの「カレ」。
注:女の子向けだから、恋愛ものが多かったのよね。だから「彼」という言葉がいっぱいなのデス
小学館の「週刊少年サンデー」掲載のマンガの吹き出しの「私(わたし)」という言葉のルビは「わたくし」。
なんで違うんだろう?
まあ、子どもながらに「ああそうか、出版社ごとにそういう決まりがあるんだな」と勝手に納得した夏の日の1983♬←実はもっと前だ
でも。
件のサンデー誌上で連載されてた学園漫画(作品名失念)の、
『嵐の海を背にして、スケ番がタイマンはる』
という、見開き1枚フルに使って描いた迫力のシーンで、
鬼神みたいな顔したスケ番のセリフの第一人称が、
だったってのは、令和の時代を迎えても
私(わたくし)の脳壁にこびりついてるぞ・・・
あたいの名前は女猫 〜メビョウ〜